ブルーチーズ
好きな人にはたまらない、でも、苦手な人にとっては隣で食べるのもやめて欲しい・・・そんな一癖も二癖もある奴で、誰にでもいい顔する「イイヒト」じゃないところが魅力的。「いい人ね・・・」なんて言われたら人生おしまいです。なんの話だ・・・f^_^;)
艸のヨメはブルーチーズそのものは食べられません。がブルーチーズのスパゲッティやブルーチーズのタルトはうまいうまいとモグモグ食べます。
あまりに普通に美味しそうに食べるので、ブルーチーズ食べられるんじゃないか?と思って、ちょこっとちぎって食べさせてみると「うぇー~ー~ー~ー~(~_~;)」となります。ブルーチーズ好きの僕にはこの境界線がよく分かりません。どっちもうまい・・・
艸は割ときついブルーチーズも美味しく食べられますが、好みということで言えば穏やかな感じのブルーチーズの方が好きかもしれません。ブルーチーズの独特のクセも嫌いじゃないのですが、どちらかというと艸が好きなのは、ブルーチーズのコク、旨味・・・なんだと思います。
パスタにピザ、グラタン、お肉や魚のソース、サラダやカナッペ、デザートにと結構何にでも使えます。曲者ですが意外とオールマイティな奴なのです、ブルー好きにとっては。
いろんな食材や調味料で言えることかもしれませんが、特にブルーチーズは『ひとくくりにするってのはどうなんだろーね~』と思うもののひとつです。ひとくくりにするというのは、作り方やレシピの中で「ブルーチーズ」として登場するということです。ブルーチーズにはいろんな種類があって、タイプによって全然感じが違います。なのでブルーチーズのなんちゃらのような割とブルーチーズが決め手となる料理は使うブルーチーズの種類によって出来上がりがかなり変わってくるのです。
業者のお兄さんが「いつものブルー切らしちゃって・・・でも、いつものよりイイヤツ持ってきましたから!」といつもと違うブルーチーズを置いてくこともあるのですが、ブルーチーズの分量とか使う量の感覚は、いつものブルーチーズに対してのものなので、いくらイイヤツでも僕にとってはイイヤツじゃないのです(^ ^)
それでも、いつものブルーチーズに近いタイプのものであればいいのですが、全然違うタイプのものがきちゃうとどうにもなりません。
なので艸の作り方では、なるべくどのブルーチーズを使っているかということを書くようにしています。あ、艸の使ってるブルーチーズと同じじゃないと駄目だー、と言ってるわけじゃありません。でも、同じチーズ(もしくは同じようなチーズ)じゃないと同じような味にはなりません。
美味しいとか美味しくないじゃなくて、違う味になるのです。
艸の作り方の中で僕が使っている、もしくは使っていたブルーチーズは、ゴルゴンゾーラです。イタリアのブルーチーズですね。ゴルゴンゾーラ自体はブルーチーズ界の中では割と食べやすい方に入ると思います。
そのゴルゴンゾーラ、これもひとくくりにはできないものでして、いろんなタイプのゴルゴンゾーラチーズがあります。ゴルゴンゾーラは大きく分けて二つのタイプがあります。ピカンテ(辛口)とドルチェ(甘口)です。辛口のピカンテの方が青カビがしっかりとしていて、ブルーチーズらしさが強いです。に対して甘口のドルチェは青カビのクセは穏やかでクリーミーでマイルドです。でも中には、マイルドなピカンテ(辛口)もあったりするので、ややこしくなっちゃいます(^ ^)
で、艸が料理に好んで使うのは、クリーミーでマイルドなタイプのものです。
ガルバーニ エルボリナート
ガルバーニ エチレンザ
ビラギ エルボリナート
バッシ ピカンテ
と紹介してみたものの、意外とネットでの取り扱いが少ないというか、あったりなかったりするみたいです。ので、グッと範囲を広げましてゴルゴンゾーラ ドルチェを参考にしてみてください~(^ ^)うーん、業務用のスーパーとか業者さんは取り扱いがあるのにな~
ナチュラルチーズ専門店『オーダーチーズ・ドットコム』で色々あさってみるのも楽しいです♪
まーブルーチーズのなんちゃらを作るときは、ブルーチーズを選ばなくっちゃというお話でした~