ゲランドの塩

guerande またまた「塩」の話です。前回の塩の話でもちょいちょい登場していた「ゲランドの塩」です。

 ゲランドの塩はコックさんの世界では割と有名なお塩でして、フランスのブルターニュ地方のゲランドっていう所で作られているお塩です。前回の「塩の話」でいうところの「②海水を太陽と風の力だけで水分を蒸発させて塩分の濃い海水にして塩を結晶化させる方法」で作られているお塩です。

 艸が今使っている塩は、「食塩」と「伯方の塩」、そして「ゲランドの塩」です。

 食塩はいわゆる精製塩です。精製塩はイオン交換膜法で作られたサラサラの塩化ナトリウム99.5%以上の塩ですね。パスタを茹でるお湯に使っています。

 「伯方の塩」は再生自然塩と呼ばれています。知らない人にとってはこれこそ「え?そうなの?マジで!?」ということになるかもしれませんので、落ち着いて聞いてください^_^

 再生自然塩というのは海外から輸入した天日塩を日本国内で海水に溶かすなどしてミネラルを加えて再結晶させたものです。「あらしお」とか「赤穂の塩」とか「昔塩」とかスーパーでよく見かける塩の多くは外国産の塩から作られている再生自然塩なのです!

 再生自然塩はダメだ〜と思っているわけでもなく、かえってメキシコとかオーストラリアの海の方が日本の近海よりきれーそうな気がするし、全然いいんですけど・・・・・なんか多くの塩のネーミングが日本の海からできたお塩ですよ的な感じになってる気が・・・・・まあ、とにもかくにも伯方の塩とは長いお付き合いですので、この塩での分量になっているレシピもそれなりの数になっていますし、振り塩としての感覚も身に付いていますので、これからも仲良くしていきます^_^・

 そしてそして、ゲランドの塩。パリュディエと呼ばれる塩職人が塩田を管理し太陽と風と人力だけで海水からミネラルを含む塩を結晶化させて作ります。数世紀も前からの技術と伝統的な木製の道具を使って作る正真正銘の天日塩です。

 艸がゲランドの塩を使うようになったのはわりと最近のことです。ゲランドの塩を(天日塩を)使おうと思ったのには理由があります。理由はあるのですが、色々と調べているうちにその理由があやふやになってしまいました・・・・でも一応書きます。

 海水に含まれるミネラルのバランスが人間にとって必要なミネラルのバランスだと言われています。多くの塩がおおもとを辿れば海水から作られているといえますが、バランスのいいミネラルが含まれている塩はそうたくさんはありません。

 ある専門家はこの塩に含まれるミネラルが失われたことによって、日本人の健康が害された。と言っています。どういうことかと言いますと、日本は大昔から海水から塩を作り、普段の何気ない食卓でミネラルをとってきました。
が、1971年にイオン交換膜法で作られた塩化ナトリウム99.5%以上の塩以外の生産、流通をほとんど認めないようになったために、それまで塩から摂っていたミネラル分を全く摂れなくなり、生活習慣病などになりやすくなった、ということだそうです。

 そんなわけで「おおっ!ミネラルバランスのいい天日塩を使えば健康になるのか!」と単純な艸は喜んで使い始めたのです。

 使い始めてしばらくしてから、塩のことを調べていると「そんなことはない、イオン交換膜法で作った塩になったことが原因で生活習慣病患者が増えたとは全く言えない」と言っている専門家もいることを知りました。「ええっ~!?違うの?」€

まー、立派にあやふやになりました(~_~;)

 専門家でも意見が分かれることを、艸が「なんとなく体に良さそうだから」っていうゴリ押しはできませぬ。

とは言いつつも、ゲランドの塩には多くのミネラルが含まれていて、塩気も穏やかで、美味しい。となれば、体に悪いってことはないでしょーという期待を込めてこれからも使っていきたいと思います。

 そうそう、何を書きたかったかと言いますと、昔ながらの製法で作っている本当の意味での自然塩、天日塩というのは意外と少ないんですよってことです。

 うーん、なんか締まらないな~~~f^_^;)

 艸が使っているのは

 セルファンは、こまかいお塩です。お肉やお魚に塩をしたり、ふつーに使いやすい形状です。

 グロセルはツブツブお塩です。一番上の写真がこのお塩。前菜の振り塩として、アクセント兼飾り的な使い方をしています。もちろん、パスタのお湯とか、スープのお塩とかにも。

【追記】
ゲランドの塩の動画を見つけました。塩田ってなに?どんなの?という方どうぞ!

スポンサードリンク
サブコンテンツ

このページの先頭へ